月の満ち欠けだけに着目すると、これは月が「欠けていく」状態。一見すると、願望の達成は、今のままだとむずかしい、気持ちがなえてしまう、などと読み解くこととなります。ただし、カード自体の意味を見ていくと、「十七夜」は「強がり、華やか」、「二十七夜」は「明るさを求める、希望の光」というキーワードがあります。ここからは、「今は表面だけを着飾っているような状態。願望を成就させるための中身が伴っていない。だが、今けじめをつけ、心の癒しを得れば希望の光を見つけることができる」と、私たちへの力強いメッセージを見出(みいだ)すことができるのです。
「こころタロット」では、今、私たちが抱えている悩みを解決するために、あるいは願いをかなえるためにどうすればいいか、ピンポイントで占っていきます。
そこに、人生という大きな流れを見る「西洋占星術」を組み合わせたメニューでは、私たちがこれからどこへ向かおうとしているのか、そして、そこで存分に星たちの恵みを受け取るにはどうすればいいのかを読み解くことができます。
過去から現在、そして幸福な未来へ。
人生はひとつの大きな河。ただ流されるのではなく、幸せを意識し、明るい未来に向かってこぎだそうとするとき、私たちの行く手は、「月のお告げ」によって優しく照らされることでしょう。
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