はるか彼方に瞬く星たちが、
地上の出来事を映し出している。
星を見つめることで、
僕たちの心や運命を読み解くことができる。
そして、ある瞬間の星の配置が、
そこに生き、恋や人生の問題に悩む自分とかかわっている……
そんな壮大なことを、いつから人は考えついたのでしょうか。
こうして星占いの原点を考えるとき、
僕は12星座占いという言葉に立ち戻らざるを得ません。
というのも、12星座占いの歴史を辿ると、ときにプロの占術家から見下されたり、軽視されてきた部分が多かったように、僕には思えてならないのです。
12星座占いはニセモノで、大衆に媚びて占星術の真の姿を誤解させるものだという意見すらあったのですから。
12星座占いを当たらない、という人の意見に、人間の12のパターンに分けられるはずがない、というものがあります。けれども、いかにデータが細かくとも、それがただ「勝ち気」だとか「結婚運がいい」とか「離婚する運命」といった紋切り型の言葉しか出てこないのでは、意味がないと、僕は思います。
性格や運命を巡って、星のシンボルをああでもない、こうでもないと膨らませ、自分のなかでイメージを沸き立たせる。
そこに占いの醍醐味があるのではないでしょうか。
はじめて自分の星座を知り、その物語に思いを馳せたときの記憶……
そう考えると12星座占いは、占星術の入り口であり、
星のメッセージを伝える出口でもあります。
一般に12星座占いというと、生まれたときの太陽の位置で見るイメージがありますが、
ここでは占星術の叡智を結集させ、その理解をより詳細なものにしました。
月や金星、火星などの10惑星も加味し、さらに366日の誕生日の要素や、星座を生まれたときの度数で12区分した「隠れ星座」、アスペクトなども加えて、 520000通り以上もの鑑定結果を導き出すことができるのです。
さあ、かけがえのないあなたという存在を、僕と一緒に紐解いていきましょう。
占いの世界では、複雑なルールに幻惑されてしまって、数字や公式に埋没しがちです。
それはそれでおもしろいのですが、じっくりと星と自分に向き合うことで、豊かなメッセージが得られることを覚えておいてください。
ここでは、その基礎となる星座と惑星についてお話ししましょう。
自分の星回りをよく知り、愛するということは、自分の内なる宇宙を知り、かつ愛することです。
これまで僕が学んできた星の智慧を詰め込んだ、無限大(∞)の物語。
あなた自身、そしてあなたの大切な人の星の物語を読み解きながら、可能性を広げていきましょう。
あなたという存在を、12の星物語で紐解きましょう。自身のかけがえのなさに気づき、自分をもっと大切にすることで、運命はおのずと好転します。そして、恋や結婚、人生の可能性も広がっていくことでしょう。
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