僕の子どもの頃の夢は、なんと「魔法使い」でした。
そんな僕が星占いの世界に足を踏み入れたのは、10歳頃のこと。
杖を使って魔法をかけたり、ほうきで空を飛んだりすることに憧れながら
夢見がちな少年時代を過ごしたのです。
僕は、占い雑誌への投稿をきっかけに、
「鏡リュウジ」のペンネームで、星占いにかんする文章を書くようになり、
そして大人になってからもずっと、星占いの世界を旅して、
思えば星と一緒に、ずいぶんと長い時間を過ごしてきたものです。
デビューから30年以上が経った今でも僕は、
子どもの頃、占い雑誌のページをめくり、
ぼろぼろになるまで読みふけった、あの感動を覚えています。
ああでもない、こうでもないと星のシンボルを膨らませ、
自分のなかでイメージを沸き立たせてきた、僕自身の原点――
僕は残念ながら「魔法使い」にはなれなかったけれど、
杖のかわりに「占い」という、とっておきの道具を手に入れました。
僕たちをこことは違う世界へと連れていってくれる、ステキな道具を。
高校時代より占い雑誌へ投稿をスタート。
「京都にすごい子がいる!」と編集部で話題となり、星占い記事を執筆するようになる。 たちまち売れっ子ライターとなりペンネームをいくつか使い分けるように。そのうちのひとつが「鏡リュウジ」。
大学時代には初の著書を刊行。
大学在学中、いったんは銀行員を目指すもすぐに挫折。大学院へ進学、と同時に「鏡リュウジ」としての活動も続けていくので、学問か占いか悩む一時期も…。
しかし、「鏡リュウジ」活動がいつの間にかメインとなり今に至る。
心理学的アプローチをまじえた占星術を日本で紹介することによって、占いマニア以外の人にも幅広くアピールすることに成功。
占星術の第一人者としての地位を確たるものとし、 一般女性誌の占い特集では欠くことのできない存在となる。
また、大学で教鞭をとるなど、アカデミックな世界での占星術の紹介にも積極的。
著書『魔法の杖』シリーズが100万部突破のベストセラーに。
ユング派心理学者の著書翻訳など硬派なものから、占い実用本まで幅広く出版している。著書訳書あわせて100冊以上。直木賞作家角田光代氏とのコラボなど、異色な本も。
1968年、京都生まれ。心理占星術研究家・翻訳家。
国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。
・英国占星術協会、英国職業占星術協会会員
・日本トランスパーソナル学会理
・平安女学院大学客員教授
・京都文教大学客員教授
・趣味は料理と古書蒐集。好きなものは赤ワインと肉、イギリス。
『【原点回帰】鏡リュウジ12の星物語◆1/520000のあなたを知る究極鑑定』の編集を手がけ、占いや運命学についての雑誌や書籍を多数制作している占い専門出版社&編集プロダクション―説話社。
鏡リュウジは12歳の頃から、説話社が編集制作している占い雑誌『MyBirthday』に投稿をスタートし、いつしか占い師として誌面で活躍するようになりました。きっかけは、友だちのお姉ちゃんが、占い好きの少年・鏡リュウジに「この雑誌、知ってる?」と教えてくれたのだとか。
このサイトには、デビュー以来、30年以上、ともに歩んできた鏡リュウジと説話社だからこそ実現できる、星占いへの想いがたくさん詰まっています。
あなたという存在を、12の星物語で紐解きましょう。自身のかけがえのなさに気づき、自分をもっと大切にすることで、運命はおのずと好転します。そして、恋や結婚、人生の可能性も広がっていくことでしょう。
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